本読んだー!

2022年8月6日に作成 #趣味
本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
15ページ目
  • 5VBNJc3月21日
    ナイルに死す/アガサ・クリスティ
    「終わりなき夜に生まれつく」を思い出した。事が起きるまでが長い…そして古典なだけにトリックも推測がつきやすく、被害者に瑕疵はあれど育った環境がそうさせた面もあることとか、犯人の動機が被害者のことどうこう言えねぇよなものなこととかでモヤモヤ。あまりおもしろくなかったのに、人物描写が巧みで最後までのめり込むように読んでしまうのがいっそ憎たらしい。
  • 7JiJzx3月20日
    罪の余白 芦沢央

    ネタバレもあるので下げます。
  • CpN19v3月20日
    「クリーチャー」ショーン・タン著
    思いの外、文章が多い。
    生物全般は好きなものの人間がしっくり来ない人に勧めたい。
  • ERmy4x3月19日
    「東京怪奇地図」 森 真沙子
    文豪に縁のある土地を舞台にその文豪自身も絡めた幻想怪奇短編集。読み始めた時は何となく馴染まない感じがしたけど、1話2話と読み進めていくと面白くなってくる。
  • rKk3Za3月19日
    『コンビニ人間』を読んだ。
    読む前はコンビニがいかに素晴らしいかを切々と語った内容なのかと思っていたが、そんな訳がなかった笑
    発行が10年前らしいし物語のためにかなり誇張されて書かれているが、ミソジニーマリハラマタハラその他てんこ盛りで読んでいてあまり気持ちのいい内容じゃなかった。確かに主人公の思想は一般とは外れていて異常性があるかもしれないけど、それを他者に押付けたりはしていないし(それどころか自分の異常性をしっかり自覚して周りに馴染もうと努力してるし。偉い!)、現代だとどちらかと言うともはや主人公より周りの人間の方がヤバい人扱いされそうだ。いい時代になったな〜。
    終わり方は人によっては絶望とも取れるらしいが個人的には清々しい気持ちになって好きだった。世間の目やこうあるべきなんて社会からの押付けを取っ払って、自分で自分の生き方を見いだせたならそれはとても幸福なことなんじゃないかと思った。
  • HBBq3g3月18日
    朝松健『邪神帝国』
    ナチとクトゥルフのオカルト怪奇譚集。終始スプラッターよりも「なんだか不安、得体のしれない恐怖」が漂っている。注釈も含めて嘘と本当の区別ができなくなっていく。改めて考えてみると、ナチはオカルト的な噂がまことしやかに語られてきた。しかし、クトゥルフと交えて語られることは少なかったのではなかろうか。
  • v1Q2eH3月17日
    センスオブワンダー
    自然って感じるだけで良いと安心する
    名前とか知識とかは気持ちのあとに勝手についてくる、、、
  • aKSSCy3月17日
    ポケットにライ麦を/アガサ・クリスティ
    お、おもしろかった~~~…!まだ全然読みきってないけど現状いちばん好きなクリスティ作品かも。終わり方が秀逸。ニール警部同様しっかりミスリードに引っかかり、ミス・マープルの話を聞くにつれて「まさか」と背筋がひやっとする感覚を味わえて楽しかった。
  • 5iqjgJ3月17日
    国宝 吉田修一

    作者本人が歌舞伎の黒衣自体があるらしいので雰囲気満点、不祥事も満点の歌舞伎大河小説
    地の文が独特で講談風でねえ。映画化するらしいけど読まなきゃもったいないと思う

    身を削っても、心を削っても舞台に立つ、役者たちよ
  • 8blxKv3月16日
    騎士団長(非表示になるので略)/村上春樹

    下巻を今日一日で読み切るくらいには没頭してしまったんだけど1Q84を擦りすぎてないか?エ○描写多すぎないか?

    学生時代から愛読していて大人になってからは逆に距離を置くようになった村上作品を久々に読んだけどやっぱり…というか昔よりひどくなってない?という印象であった ハッピーエンドっぽいのは救いだけど
  • p0WD4i3月16日
    吉村昭の高熱隧道
    作者の羆嵐は読んだことあったけど、これも大自然の猛威の前に人は無力だと感じる話だった。淡々と下記の状況が書かれていくのが不気味で恐ろしい

    昭和11年に着工した黒部第3ダムの建設資材を現場まで運搬する隧道を作るため、岩盤掘削工事が行われた。しかし地質学者の事前調査では予測されなかった高熱の断層が走っており、30メートル進んだだけで岩盤温度は摂氏85度に上り、作業者はホースで水をかけて冷却する状況だった
    2回目の調査では学者は95度まで上昇するがその後温度は下がるとの見解を示す
    だが掘り進めても95度を超えて岩盤温度は上昇し、ついにダイナマイトが自然発火。その後も工事は続けられ、ついに岩盤温度は166度に達し、数々の犠牲者を出していく
  • NONnJx3月16日
    酒場の文化史/海野弘
    主に欧米における飲酒文化の変遷を描いた本。いきなり「原始時代に果物が発酵してできた酒を薄暗い洞窟で飲んだのを酒場の始まりとしたい(要約)」と出てきて、神話に対する解釈も「根拠に欠ける推測のような…」と言いたくなる内容で不安にさせられたけど面白かった。パブってパブリック・ハウスの略だったんだ!?
    保守的で厳格な女王から快楽主義の王様に王権交代したら女性の価値観も変わって、酒場への需要が「個室で女性だけで飲める」から、それまで慎みがないとされてきた「演芸を眺めながら飲める」に変わった(そして需要の変化を見誤った店が潰れた)という話が面白かった。
    いちばん「へぇ~!」ってなったのは人気芸能人を意味する「スター」の由来が「輝いてるから」でなく「ミュージック・ホールに毎晩芸人を出演させたから」だったこと。星が基本毎晩見えるものだからだったのか…
  • ou8PqY3月16日
    乱歩R
    2004年に放送されたドラマのノベライズ
    読んだらまたドラマの方を見たくなったわ
  • VmPVnN3月16日
    フランス人は10着しか服を持たない
    断捨離にハマり、読むなら今かと思い読んで見た。暮らし全般について触れられているので、自分には無理だな…と思う事もあったけけど、断捨離マインドのモチベ維持にはなった。何でも、数少ないお気に入りがあれば十分満たされるし、幸せなんだよな。
  • 1Qxbt03月16日
    火星に住むつもりかい?
    かなり苦しみながら読んだ
    読了後かなりデカい柔らかめのなにかに密着される感じのイメージが頭から離れなくて眠れなくなった
  • haJ8fu3月15日
    坂の上の雲全巻読んだ。3巻からすごく楽しくなった。それまで水雷艇とか聞きなれない単語が多く古典読んでるみたいで寝たり、寝るの防止するために逆立ちしながら本読んだ。それも楽しかった。
  • GeW7k33月13日
    砂糖の世界史/川北稔
    世界史の授業に出てきた、単語だけぼんやりと覚えてるあれやこれやの解像度が上がって楽しかった。「ジャガイモの世界史」で読んだこととも繋がる箇所があって、苦手意識しかなかった世界史を学び直してみたくなってる。他の〇〇の世界史本も読みたい。
  • bOrnDG3月13日
    満願/米澤穂信
    ミステリー短編集。失敗、秘密、本心、罪。人が何かを隠したいと思う時、小さな謎が生まれてそれがミステリーになるのかもしれない。悍ましいけどつい見てしまう。