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本読んだー!
18ページ目
有名過ぎて読んだことないのに「あ、もしかしてこういう話か」と思い至っちゃったけど楽しめた。パズルのピースがはまってくかんじが読んでて楽しい。春にして君を離れのジョーン・スカダモアみたいな人出てきたな…と思ったらまさかの役どころでびっくり。
死ぬために集まった4人の男女が山中に捨てられた赤ん坊を拾ったことで何故か誘拐犯として追われる羽目になる。どうすればこの赤ん坊を無事に社会に戻す事ができるのか。ハラハラさせつつも、死ぬために集まった独り善がりで身勝手だったバラバラの4人が一つの目的の為に団結していく姿が何だかいいなと思った。
コミカライズを先に読んでたのであらすじは知ってたけど、結末を知っているからこそニヤニヤしながら読めた。
相撲好きのカエルを神様として信仰する村が舞台とか、相変わらず「どんな食べ合わせだよ」な素材で上手いこと調理して見せるんだからこの作者は面白い。他作品よりはまだ平和というか、希望のある結末でよかった。
四年前の村祭りの日に起きた事件。その夜の記憶がない主人公は、祭りについて調べたいという友人に巻き込まれる形で段々と失くした記憶と事件の真相に近付いていく…という感じのミステリなんだけど、人によっては少年たちの距離感が友情や敬愛とは違うように感じてしまうかも。何となくちょっと女子っぽいのかもしれない。真相は知りたいけどそこだけちょっと気になってしまった。
恩田陸の短編集。SF、オカルト、ミステリ、ファンタジーとか詰め込まれていた。興味のないジャンルの話を読むのも楽しいし、たまに好みの話があると嬉しい。
短編集は色々読めて楽しいけど次は長編が読みたいな。
近畿地方〜に比べたら登場人物が固定されてるせいもあってか小説としてストーリーがしっかりあって、怪談と登場人物たちの現実的な会話が緩急になっててよかった
人怖寄りな話かな?本当にこういう場所現実にもあるだろうなっていう雰囲気が良かった
縦横無尽に広がる構成にまんまと引き込まれた。これだけあちこちに話が脱線しても根底は一貫してジェガーヌとエリマンの話でまとまってるのがすごいな。
文体。構成。演出。受賞歴。あるいは人種。経歴。人は目に見えるもので作品を語ろうとするけれど、それは本当に作品を「読んでる」と言えるのか。作者が本当に伝えたいことはそこじゃないだろと、身につまされる話だった。
結局は読者自身も自分の人生を生きることで、初めて作者の気持ちが分かるのかもしれないな。
あの時代のお笑いが青春だったから、めっっっっっっっちゃおもしろかった。
中川家大好きだ。
をちゃんと読了できた...
本の虫ではない私でもとても楽しめた。ペンギン・ハイウェイとまた一風違ってオモチロイ...森見さんはすごいなぁ。
台詞が早口な江戸っ子たちの声で聞こえてくるよう。
めっちゃ好き。
ダーリンは外国人の著者がダーリンと京都の文化を体験してるマンガ。茶道や弓道のページ見てて面白かった。
休憩時間にちょっとずつ読み進めていたけど今日最後まで一気に読んだ。
急にワーッと展開が進む箇所もあるけど、少しずつ謎が明らかになる過程は何だか冒険譚みたいだった。ミステリーなので起こるのは残酷な事件だし明かされる事実は悲劇なんだけど、爽やかさも残るお話。
23年前、何故少年は姿を消したのか。
物語の根底にあるのは日本の司法の在り方への問いなんだろうけど、登場人物のひとりひとりが生きてきた時間を考えると胸が痛い。哀しい。
感動したと一言で済ませるには気が重くなる。だけど読んで損はなかった。
彼女の著作はほんとは自然科学の知識があるともっと楽しいんだろうな。私は素人なのでそんなに理解はできてないと思う。だけど美しい小説みたいで読んでて心地いい。きらきらした映像が浮かぶみたい。
お二人のお手紙のやり取りの本で、話題が幅広くするすると読める本だった。戦争の話や幽霊の話など心に残るものも多く、図書館で借りたけど買って手元に置いておきたいなと思う一冊だった
おもしろかった……仕事終わったあと読み始めたら引き込まれてしまって、そのままお風呂入ったりしながらずーっと読んでた。おかげで目が痛い。
残り3人になった時点で、というか6人目があの人だと判明した時点でトリックに見当がつき、このトリックができる人……と消去法でたどり着いたけれど、不朽の名作と呼ばれるのも頷ける出来。ネタバレを目にせずにいられてよかった。いい体験をした。