魔王軍においろけサキュバスお姉さんの幹部とか幻想ですからね
インテリゴリラとインテリジジイとインテリライオンとインテリ骨しか居ねぇ
ガチムチと干物しか居ねぇ

たまには海に行きたいのじゃ。潮風に吹かれて何も考えずにぼんやりと過ごしたいのじゃ
　──お言葉ですが魔王様、去年の夏に海へ行ったら貴方様の絶大な魔力にやられ魚も地も滅茶苦茶になったのをお忘れですか？
あ～……そうじゃったなぁ……（好きでこんな魔力を持て余す体になったんじゃないのじゃ～）

昔倒されに来た勇者の私物をどうするか迷っていたんじゃ。大抵のものは適当に燃やしておるが、首やら奴らの家族の写真が入っておるロケットペンダントは処分しにくいのぅ。でも倒すのも仕事だし……って思ってたら配下共が魔王城の序盤らへんに見せしめ的に飾っておった。怒りに震える別の勇者パーティ。配下共よ、お前ら人の心とかないんか？

楽隠居した親父が種族をひた隠してハーレムパーティーを築き勇者として向かって来ている
別れた元嫁に重要アイテムを預けておいたからへし折れてくれ
身内でもやって良い事と悪い事はある

魔王業の息抜きにバカンスへ
訪れた湖畔の周辺を朝の散策、ここまでは良い
休憩に石へ腰掛けたら地面が崩落
ダンジョンの最下層、選定の間に強制入場
着地の衝撃で選定の剣が刺さる台座を粉砕
色々バグった選定の剣さんストーカー化、今ここ怖い

配下たちが地響きに恐れおののいてるけど
それ、我のお腹の音

魔王城がそれぞれの旅行先の土産で溢れ返っている。村の秘宝、姫、宝の地図、伝説の剣……伝説の剣ｨｨ!!?
待て待て誰だ伝説の剣を持ってきたのは!ハジマリノ村で勇者が引き抜くやつだよ、台座ごと引っこ抜いてきてどうするのそれ〜!!も〜鈍器になってるよ〜どうしよ……

夜昼逆転したからもう眠い。配下共よ、我の代わりに頑張……れ……
＼そ、そんな～／
＼魔王様、しっかりしてください～／
うーん……Zzz

休暇をのんびり過ごしていたのにヒトカスどもがまた異世界から勇者を召還しやがった。「フハハハハ！愚かな人間どもよ！貴様らがどう足掻こうとも私に勝てる可能性は万に一つも無い！」って忠告しに行かねば。200～300年に一度はコレやってるんだよな。あいつら何回忠告しても懲りなくて疲れる。酷い時は100年に一回やってたから今はまだマシだけども…。

たまには転生してくる勇者の相手をするのではなく、儂自ら向こうに行ってやろうかのう
だって人間ども、儂らを見とうてわざわざ来るんじゃろう？きっと喜んでくれると思うんじゃ

肩甲骨剥がしをしていたら配下どもが我からの制裁の準備運動と誤解されてしまったのである
だって衣装も羽根も周りからの期待も重苦しいのである……

無事に魔王までのし上がって異世界へも繋がるようになったので叫ばせてもらう

どなたか人間に戻る方法を御存知の方はいらっしゃいませんかぁーー！？

　魔王専用tterを覗ける魔族の国ったーに居る魔族………何者？
　三下を臭わせてるだけで只者じゃないぞ、あいつ。

吾輩から漏れ出る魔力にやられ、配下たちは皆勝手に消滅していった。軟弱な奴らめ……。
……。強者たるもの淋しいなどと思ってはならぬ

ははっ、嘆きの遺跡に記されし魔王ったー！遂に繋がったぞ！私が、私こそが魔王だ……！！

そろそろ滅ぼすかのう、他の魔王がいる世界を

今日の晩御飯は勇者の唐揚げだよって言って配下たちに振る舞ったら美味え美味えって食べてもらえたんじゃ
でもあれ、実はワシの身体から漏れ出た不要な魔力でテキトーに作った嘘肉の唐揚げなのじゃ……
これは魔王同士の秘密じゃぞ

主神に一騎討ちを申し込まれたので今から行ってくる
勇者に加護与えてくれた爺さんを強制的に隠居させてやろう

ええい！散れ！散れ！配下どもも側近たちも全員だ！今年は長期休暇の取得を義務付けると言っただろう！魔王軍四天王たちならもうとっくに家族サービスと慰安バカンスに出たわい！いいか！？くれぐれも村の者どもや勇者たちと争うでないぞ！ほら行け！わしも南の孤島で優雅に過ごすんだよ！

魔王、ちょっと有給使って遠く行ってくるね
いや、ほんとちょっと休んでくるから
ちょっと休んで帰るから…城よろしくね…