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魔王ったー
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同じく魔王の貴公らは執務で忙殺されているか?我も忙しい、勇者は追い出しておいたぞ保守
もう11月だというのに肌寒くなってきたかと思えば20度を超す気温が続くこのところの異常気象も我々魔族のせいにされた……
知らん…何それ怖……
勇者よ、冤罪は流石にひどくない??
さあ待っているがいい人間共!いざ行かんハッピーハロウィン!!
人間と仲良くしたいこの胸のワクワクは止められぬ
我ながら会心の出来である!!
私は先月魔王になった者です。
せっかく魔王城へ招待したのに勇者が来てくれません。
魔王軍も暇を持て余してしまっています。
どうしたら倒しに来てくれますか?
勇者というのはそんなに忙しいのでしょうか。
そういうものなのですか?
魔王っぽいから。って理由で幼いころから爺や推薦パイプオルガン習ってる
パイプオルガン良いよパイプオルガン。『猫ふんじゃった』も『エレクトリカルパレード』もめっちゃ荘厳で重々しい感じになる
選曲が不満みたいで爺やには怒られるけど、楽し気な曲が弾きたいんだよ我輩…誰かと一緒に楽しく楽器やりたいよ…
風の噂で勇者も楽器が得意と耳にしたけど、セッション出来ないかな…
しかし、勇者はそれでも攻め込んでこない。何故だ。
そう思っていた私に、じいやが一言。
「勇者はカジノに入り浸っていますぞ」
私が言うのもなんだが、世界を救う気はないのか?勇者よ。
今日も勇者の実家の庭にミントの種を撒いたぞ
フハハハハハハハハハハ
観光にしたのは魔界予算がないからですが、敵だの攻めるだの正義を振りかざすなら、パンピ巻き込まないよう下調べしてから宣戦布告してください。
僕はアパートにいます。普段は村のみんなとマンドラゴラ栽培してます。秋のお祭りには人間も参加しています。
平和自治区には魔物と人間、エルフが暮らしています。せっかく仲良くなった日常をとりあげて破壊はやめていただきたく。勇者なら、同じ地区に生きる人民のご飯を考えてください。
僕とマンドラゴラを育てませんか。
すると、我が魔王軍がそこに入り浸り、結果として戦力が急激に下がってしまった!
……誘惑に弱いのは、我も同じこと……。
今、その娯楽施設には我もいるぞ。
勇者たちよ、血眼で集めるがよい…!
…もちろん偽物だがな!
ワッハッハッハ!
ハロウィンといえばカボチャと思う勇者よ、実はカブが元ネタとの事であるぞ。ならばキノコでも良かろう。我が居城におけるランタンはキノコが中心なのだ。
俺、勇者に狙われてるから強い魔物と友だちになりたいんだわ。それで誰なのかなって。よくきいたら魔王、俺のこと。
誰だよ変なうわさ流したの。口から火なんかでねーよ。どうしよう。
しかし、私は座学がとにかく苦手だ。座って何かを学ぶより、筋トレをする方が好きなのだ!ああ!筋トレをしたい!
そう言い続けた結果、私は力だけが強くなり、魔力は弱いままの何とも言えぬ魔王となってしまった。
カラーリングでも黒、赤、紫辺りを勧められるし
気持ち悪い系と荘厳系どっちに寄せるかとか
聖属性とかだとほぼ白一択じゃないですかー、楽そうでちょっと羨ましい
何か我が激怒して王国滅ぼすってことになったんだけど
静まり返った我が城に勇者が攻め込んできたならば、我は勇者一行を酒宴に招く所存である。