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  • スレ主(7x.13n)2月24日
    確かに不法侵入、窃盗と「僕」のした事は許され無いし、小説は「僕」視点だから肩入れしてしまっている自覚はある
    でも描写から彼は本当に蝶を集めるのが大好きだったんだなと思い、それだけに今まで集めた蝶達を自らの手で潰していった心境を考えるととても責める気にはなれない
    たられば論だけど、もしエーミールの存在を知らずにいたら、集めた蝶の収集が粗末なままでもそれでもあの時は本当に夢中だった、楽しかったと思い出す度に幸せな気持ちになれただろう
    そう思うと、楽しかった思い出ごと苦い思い出として一気に塗りつぶしてしまったのは本当にやるせない
    お母さんは謝りに行くよう促すけど、責めたり逆に甘やかすわけでも無い塩梅が丁度良かった
    大人になって自分の恥ずべき過去を打ち明けようと思える友人と出会えて本当によかった