• JoK9Ut5月12日
    「大きくなったら女の子」
    人間は全員が男の子として生まれてきて、その中で特に体が大きい個体が自然に女性化して妊娠と出産を担うようになる…というジェンダーSFっぽい話
    いやー読み応えあった
    「男性が女性化して出産」て設定を見ると「現実の女性の大変さを知れ」みたいな話になりそうだし実際かなりエグい社会構造も見えるんだけど、男性女性の役割が綺麗に現実から反転してるわけじゃなくパッチワークのように組み合わさってるんで片方の性別だけを特に責めてるふうには感じなかった
    基本が男の娘でその中に少数のボーイッシュでガタイのいい女性がいてハーレム築いてる社会なので倒錯的でもあった
    以下最終回ネタバレと少しネガティブな感想あるので返信に下げます
  • スレ主(JoK9Ut)5月12日
    説教くさくなりすぎないよう巧みにコントロールしてる感じだったのに(アイドル編とか特に)、「『産まなくて済む性』からの搾取や他人事感を軽蔑する不妊女性」なんて難しい存在が最終章にぶっこまれたうえエグい概念色々明かして駆け足で終わったのでちゃんと理解できてないかもしれない
    デモに対して内心冷めながら人格攻撃でレスバするシーンは虚無感すごくて読んでて悲しく感じたんだけど、そのレスバが「すごくかっこいい」て作中評価されててあれかっこいい行動扱いなんだ、って混乱した
    でも「女の人じゃなくても特別な人」って言葉に即ほだされずに迷ったまま終わるのは落とし所としてちょうどいいと思った