児童文学の中の世界という体だった。小学生向けのミステリー小説で、自分はたぶんモブ。小学校が舞台で自分も周りも小学五年生くらい。事件の内容は覚えてないけど、主人公は本好きでみんなから賢いと思われてる女の子。事件発生後の給食の時間に、給食のメニューがガーリックバターソースっていうソースを使ったエビ入りのパスタだったんだけど、私はガーリックバターソースのことを知らなかったから、主人公の女の子がなんか本読んでるところに「このソースって何？」と話しかけた。そしたら教えてくれた。ガーリックバターソースは、なんかやけにもったりしててほぼ固体みたいでニンニクの味がした。小説の中の世界だから地の文があるんだけど、それがたぶん自分にだけ聞こえてた。主人公にソースのことを聞きに行ったときは、こんな時にそんなことを聞くな、みたいなことを言われた。あと下校時に、大に行ってたやつは人にもヒトにも恋ができないのだみたいなことを言っててちょっと面白かった。