• 自分の中にある好意という感情が、ふくれに膨れて暴走している気がする。
    一人の人間の行動に一喜一憂し、胸を痛め、時に精神の深い面にまで影響を及ぼしてしまうのは考えものだと自分でも理解している。
    心を平穏に保つため、この感情のきっかけとなる人物から距離を置くべきなのだとわかっていても出来やしない。
    あなたが誰かに肯定されれば私の心は浮き立ち、否定されれば胸が裂かれたように苦しい。
    この苦しさを抱え続けるくらいなら、いっそ死んでしまいたいと思うほどに。
    ああ、普通じゃない。
    何ひとつとして普通ではない。
    せめてあなたが万人に肯定される人物であれば。
    もしくは否定されない人物であればと思うけれど、でもそれはあなたではない。
    自分のエゴと欲望で作り上げた幻想には惚れ込めない。
    けれど願わずにはいられない。
    どうか、あなたが誰にも嫌われませんように。
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