• ヘンテコ文学の草分け的存在のC.E.ヘンダーソンが創設したヘンテコ文学賞、ヘンダーソン賞の今年の受賞作品が発表されたよ!
    今年の受賞作はt.t.ウォーカーの「muramuraする村」。
    早速読んでみたんだけどこれ、序盤のは中学生レベルのあれな妄想的な話とは裏腹に後半の怒涛の展開は熱かったなあ。
    主人公の旅人が最終的に村の村長の錦鯉にされて生きるシーンはちょっと泣けた。ヘンダーソン賞あるあるで内容はぶっとんでてよく分からないけど、でも面白かったから今年の受賞作は大満足。
    去年のノーリオ・ムラカーミーの「サンダルを履いた烏骨鶏」はあんまりおもしろくなかった。大事にしていた烏骨鶏を親戚の伯父さんが食べてしまってなんでって感じだったし、今年の受賞作は面白くってよかったよ。
    来年はどんなヘンテコ作品が出てくるか楽しみだ。
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