• k4ED/L5月12日
    祖父から聞いた話で長いので分割しますね。

    祖父は若いころ大の登山好きでシンオウの山々によく出かけたそうだ
    その日は天候悪く山の中腹で雨に降られ、急いで山小屋を目指したそうだが雨がカーテンのようになり1m先も見えない状態で立ち往生をしてしまった
    そこで祖父は山肌へと向かい雨をしのげそうな場所を探そうとしたらしい、木の下はどうだったのかと聞いてみたが標高が高く生えていたのは松のようなものばかりで無理だったそうだ
    そして山肌を頼りに山道をずれ、少し進むと穴を見つけたそうだ。これ幸いと祖父は穴に飛び込み雨をやり過ごそうとしたが、祖父がその穴の奥を覗いた瞬間『自分がみられている』と肌で感じたらしい。 返信に続きます
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  • スレ主(k4ED/L)5月12日
    強烈な視線に引き付けられて祖父が闇に目を凝らすと岩肌の裂け目から黒い泡が立ち上り、その裂け目から黒い光がさしていたそうだ、その裂け目に更に近寄ってみると不意に強烈な視線が外れ祖父にかかっていた圧力のようなものが引いたらしい、それでも祖父は興味のままにしかと裂け目を覗いた。
    そこには巨体をくねらせ裂け目の世界を悠々と泳ぐ黒衣をまとったポケモンが居たそうだ。
    そのポケモンは今一度祖父に一瞥をくれると、裂け目の世界を奥へ奥へと泳いでいったらしい…

    そして今、私は祖父の話に出た山にある穴の前にいる、そしてそこから『見られている』圧力を感じている……