• JnQ38i6月24日
    新燃岳の火口直下での火山性地震が、24日午後3時までの24時間で600回以上観測されました。
    23日の調査では、1日あたりの火山ガスの排出量が4000トンと急激に増えているのが確認され、これは新燃岳での観測史上6番目の多さとのこと。
    鹿児島地方気象台は「火山ガスは人によっては頭痛や喘息などを引き起こすこともありますので注意してください。においがしていつもと違うなと思ったら離れていただくほうがいいと思います」と伝えております。
    気象庁は、活発な噴火活動に移行する可能性にも触れた上で「弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口からおおむね3kmまで、火砕流がおおむね2kmの範囲まで達する可能性があり、火口からおおむね3kmの範囲で警戒してほしい。風下側では小さな噴石も風に流されて降るおそれがあるほか、爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどの被害が出るおそれがあるため注意してほしい」と呼びかけました。