• /rn1Ae7月31日
    天使の跳躍 七月隆文

    ラノベやら恋愛小説を多く書いてるタイプの作者だが、本作は46歳の棋士が主人公の将棋小説
    もはや誰もが知る藤井さんモデルの若き八冠からタイトルを獲るべく挑む46歳の主人公の戦い

    にわか知識しかないどころか小説でしか将棋感じてないレベルだけど雰囲気あってたいへん良かった。割とモデルはいらっしゃるようだけど別名での登場。個人的にはモデルの方を存じ上げていたら混乱していたかもしれない
    外側からはわからない棋士の大変さ、何をしているのか、何を考えているのか。わかりやすく描写されていてよかった。ヒカルの碁読んでる気分に近い
    あとは蜜蜂と遠雷読んでる気分に近いかな

    弟子との話は泣いたけど、エヴァー・グリーンゲームを読んだ影響も強そう。でもこちらも元ネタありっぽい?

    こういう文芸作品ももっと書いて欲しいなと思う出来栄えでよかった
返信の受付は終了いたしました。