認知症で施設入ってる知人の親御さんの話。ある時、家族に悲しいニュースがあってそれを親御さんに話したら、それ以来だんだんしっかりして、認知症が軽くなったらしい。身の回りのこともしんどい状態から、手紙書いたりできるレベルに戻って、要介護の段階も2段階軽くなった。きっかけは悲しいことだったけれど、そういう感情の揺さぶり、ショックみたいなものが親御さんを「自分がしっかりしないと！」と覚醒させたのかも。人によっては悪くなることもあるだろうしこれはとても稀な例だとは思う。けど、同じ認知症の親を持つ身として、悪くなるだけの絶対に不可逆のものではないんだと知って少し心強く思えたので、共有します。