• qWWM0S11月10日
    1. 小鳥の首の椎骨は柔軟な多関節構造を持ち、動きを吸収する機能を果たす。枝に止まると、枝の揺れと共に胴体も動くが、内耳の前庭器官が動きを感知し、前庭頸反射により首の筋肉が反射的に補正する。この柔軟な構造と高速な神経制御により、胴体の動きを吸収しながら頭部を空間内に固定し、視界のブレを防いで周囲の環境を正確に観察することができる。

    [頭部] ← 空間固定(視界安定化)
     |
    ≈≈|≈≈ ← 多関節構造で動きを吸収・分散
     |
    [胴体] ← 揺れに追従して動く
     |
    [ 枝 ] ← 揺れる

    2. 鳥名『ウソ』は、『嘘』ではなく、古語『嘯く(うそぶく)』を語源とし、口笛のような鳴き声に由来する。