良い歳だし、世間の自分への評価なんてそれはもうよく知ってるんだけど。
あまりにも夫が私を可愛がるものだから、もしかして私、超可愛いのでは？世界一可愛いのでは？となってる。

もちろん家から出れば現実があるわけで、私は働いてるので普通に地味なおばさんでしかないことは毎日確認し放題。
なのに、しみじみと私の顔を眺めては、「可愛いねぇ、どうしてこんなに可愛いんだろうねぇ」と言いながら頭を撫でてくるので、「やはり私は可愛いのでは」となる。

他人の自己肯定感ってこうやって育てることができるか…と衝撃を受けると共に、常に後回しにされてた中間子だった私が脳内でハッピーステップを踏んでいるのが分かる。
こんな愛情に溢れた人と出会えた幸運に感謝しかない。愛してるよ、夫。あなたも私にとって、世界一可愛く愛しい人です。