• ZMKLo511月27日
    幕末に日本を騒がせた黒船は屡々鉄造船と誤解されるが、木造船であった。船体が黒かったのはピッチ(石油の副生成物)を塗って船体外皮の木部同士の継ぎ目を塞ぎ、水漏れを防いでいた為である。
    当時の鉄船は甲鉄船と呼ばれ、木造船の外皮に鉄の装甲板を貼った物だったが、防御力が高い代わりに航洋性に欠ける物が多く、外洋船は未だ木造の大型船が主流であった。
    ペリー来航の後に起きた南北戦争では甲鉄船が実戦で用いられたが、 専ら港湾近辺の沿海戦闘や河川上の戦闘に用いられ、外洋上では木造大型の軍艦が用いられ続けていた
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  • スレ主(ZMKLo5)11月27日
    鉄船の導入は温度変化による金属収縮等の問題解決が難しく、二十世紀初頭までズレ込む。