• x4e7k/12月8日
    「なんといってもあのころは、ぼくらはもうすぐ死ぬんだときめていたんだしね。その、目の前の『死』に行き着くに決まってる残り少ない日を、一日ずつ生きていたんだ。毎日糸がピンと張ったような気分だったね」
    「もう間も無く自分が死ぬんだっていう確信、それがぼくたちに充実を与えていたんだろうな、そんな気がする」
    「今思うとあの頃は気が楽だったな」
    「ほんと気が楽だったね」