NHKのオリンピック中継、東京のスタジオがメインで現地スタジオはほとんどなく、アナウンサーを常駐ではなく派遣という言葉を使っている。現地の「熱気」や「一体感」が画面越しに薄く感じる。また国際映像のみでNHK独自のカメラもない。国際放送センターもクラウドやバーチャル技術の活用推進の結果でもあるが、NHKが予算がないというのも大きい。
イギリスBBCもパリ大会のような豪華な設備はなく、かなり小規模だが、解説者の3分の2は現地に配置し、残りはイギリス本国に待機。
NHKの「東京メイン+現地最小限」とは対照的に、現地スタジオをコルティナに置きつつ、全体を効率化しているのが特徴。
一方アメリカNBCは、3つのスタジオセットがすべてミラノの国際放送センター内に設置され、イタリア建築をモチーフにした本格的なデザインが特徴。現地スタッフ約1,000人規模+本国スタッフも約1,600人規模で大掛かりだが、リモート解説チーム(米国の本拠地)も活用して効率化している。日英と違いリモート技術をコンパクト化のためではなく大規模でフル稼働しているのが特徴。