なんとなく思い出した古文のフレーズやお気に入りの和歌などを好きに書き込むったー
夏まけて 咲きたるはねず ひさかたの 雨うち降らば 移ろひなむか
花は根に鳥は古巣に帰るなり春のとまりを知る人ぞなき
散る桜 海あをければ 海へ散る
石走る 垂水の上のさわらびの もえいづる春になりにけるかも
水あれば 田に青空が 深く鋤かれある
荻原井泉水
しぐるるやしぐるる山へ歩み入る ── 種田山頭火
五月待つ花橘の香を嗅げば昔の人の袖の香ぞする
山吹の咲きたる野辺のつぼすみれこの春の雨に盛りなりけり
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣り船
春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空
色も香も おなじ昔に さくらめど 年ふる人ぞ あらたまりける
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ
空蝉の 世にもにたるか 花桜 さくと見しまに かつちりにけり
月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして
保守の君
ひさかたの天の香具山この夕べ霞たなびく春立つらしも
袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ
少しこと冷めて、この木なからましかば、と覚えしか。
河上のつらつら椿つらつらに見れども飽かず巨勢の春野は
紫の ひともとゆえに 武蔵野の 草はみながら あはれとぞ見る