スレ主
「じゃあさ、一緒に世界救わない?」
突如、親友からそう声をかけられた。
夏休み最終日の夜、私達は肝試しをしに行くため廃病院に二人で向かう。
でも、肝試しはあくまでも仮の目的。
本題は、友達いわく「世界を救う」旅だそうだ。
(世界を救うって...どういうこと?)と疑問に満ちた私の顔を見かねたのか、親友が口を開いた。
「きっと、世界を救うって何なんだろうって思ってるよね、でももう少しでわかるから。」
私の疑問は晴れないまま、ついに廃病院にたどり着いた。
その刹那、親友はすぐさま入口に駆け込み出した。
「待って!!!!」
私もその後を追いかけ、親友がとあるドアの前で立ち尽くしたところで、私に話しかけに来た。
「...8月32日っていう伝説、知ってる?私の血筋がずーっとやってた儀式なんだけど」
親友はそう話し始めたが、私は正直理解ができなかった。
...あまりにも非現実過ぎて目眩がした。
なんとか現実を読み込もうとしていて気づかなかった。
親友の声が震えている事に。