スレ主
「きひひっサンドバッグになれや」
昼休み、そう言われて顔を上げると3組のゴロウ達が居た。
顔にはいくつもの銃創があり筋肉ははちきれんばかりに隆起している。
その姿はさながら地獄の鬼軍曹のようであった。
「立てやコラ」
しかしこちらとしてはそれどころではない。
近頃の陽気のせいで鼻がムズムズしてたまらないのだ。
身長2ミリの小人たちが鼻の中でレイヴパーティーをしているとしか思えない。
DJ鼻毛の煽りで既にフロアは沸き立っている。
免疫さんも「これオレ好きかも」と腰を左右に振っている。
顔が熱くなるのを感じ、汗がにじみ体が震え出した時、ついに。
「ヴェックシュン ヴェヴェヴェヴェックシュン」
ドロップである。
市井の言葉ではクシャミとも言う。
瞬間、堰を切ったように光速の鼻汁やよだれがゴロウ達に襲い掛かった。
あるものは溶解し、またあるものは爆散した。
風圧によって引き起こされた原子崩壊により日本は5割ほど消し飛んだ。
やれやれ、今年の花粉はHotな奴らだな。