Tters

Obdt3v スレ主 2025年03月

世界な狂った。文明は根こそぎ破壊され、残された人類は死を待つのみだった。それでも太陽は変わらずに昇っては沈み、俺達を嘲笑う。どう足掻いても変わらない結末に、諦めてしまった。

「アンタは」

砂漠の中に立つ友人は、真っ黒な外套に身を包み立ち続ける。その目は何かを探すように空を見上げている。これもずっと変わらないはずだった。しかし、何度もやり直すたびにその目はたしかに濁っていく。

「もう止めろ」

分かっているはずだ。この世界はどうしようもないと。どんなに手を尽くしても結局は滅んでしまうのだと。

「自分に嘘つき続けるのって疲れるだろ」

今までどんなに声をかけても反応しなかったのに、目線を俺の方に向けた。

「君だってそうじゃないか」
「は?」
「私と同じように、希望を探し求めているのだろう?」
「違う……俺はもう」

さくり、さくりと砂の沈む音がする。黒い影がこちらに向かっている。

「ここに来たということはそういうことだよ」

『たとえ最高にクソな世界でも』

Obdt3v スレ主 2025年03月

着想

Starsetの『brave new world 』の終末感が好きで書いてみました。結局どっちも偽り続けている。

物語書いったー