ある如月の、ひどく冷え込んだ朝のこと。かじかむ指に息をかけつつ、凍りついた道をすべらないよう恐る恐る歩いていると、『もう春だよ』と、後ろから声をかけられた気がした。振り向くと、そこには枝ぶりのいい梅の木が。「まだ冬だよ」と私が言うと、冷たい風に甘い花の香りが交じる。よく見れば、まだ固く閉じた蕾の中で、一輪だけ先駆けて咲いていた。恋さえ知らぬ乙女のように、清らかな白梅が一輪。
「その日、私に春が来たのよ」そう言って笑う梅子ばあちゃんの家の庭には、大きな白梅が植わっている。
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