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物語書いったー
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HsD6dw5月30日最初ポエムッターに書こうと思ってたけど、ポエムにしちゃ物語だったのでこちらに -
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ねぇ、好きです
すき
ほんの一言が言いたくて、言えなくて、仕方なく顔を背けた
俺のことを信頼して、全部任せきりにするあんたに、こんな事は言えない
あんたの信頼に応えたい、でもあんたを独り占めにもしたい
側に置いてもらう為に、今日も静かに唇を噛む
俺の我が儘な唇が、勝手にあんたに触れないように、愛を伝えたりしないように
「あんたのこと、好きですよ」
なんてあんたに言ったところで、きっとあんたは少しはにかんで、照れて小突いてきたりして、それでちゃんと親愛として受け止めてくれるってわかってるけど
関係が変わったりなんかしないって、わかってるけど…………だってそしたら一生俺は、この愛を、親愛として抱き続ける羽目になる
そんなのあんまりだ、こんなに好きなのに
「ねぇ……」
思わず漏れ出た呼びかけに、何の気なしに振り向くあんたがやっぱり好きで
好きで
俺は
「 」 -