• LotpVp7月29日
    ふたりのえびす  髙森美由紀

    課題図書になってる本。伝統芸能をやりつつ、同じクラスの2人(片方は近隣市からの、片方は東京からの引っ越し組)
    家、そして学校での自分の身の置き方、見た目のイメージや中身から起きる対外的コミュニティに悩む2人の成長譚

    春を呼ぶ伝統芸能のえんぶりの脇役えびす舞ということで季節は冬なので冬に読むのがいいかもしれない
    作者はその土地青森出身なので方言ばかりだけど東京から来た優希くんの方が標準語を喋るので割と緩衝材になってくれてるイメージ
    主人公はもう片方の子だけど内面が繊細なので、いろいろ悩んだり考えたりしてる感じが主人公に相応しい。お父さんにムカつくだけで終わらせちゃダメ、どういった感情なのかよく考えなさいって言われてていろいろ考えてるような子。きっと国語が得意なんだろうね

    なるほどなぁ課題図書って面白いわとなり読了
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