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Twitterでは、最新の投稿と過去の投稿がごちゃまぜに表示されている。何ということだ。
井下が様子を見ていると、小さな電子おじさんがトンテンカンテン電気回路を叩いていた。 -
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「いや〜あかんあかん。バグくんが暴れ回っておりますわ」
聞くところによると、Twitter内ではバグくんと呼ばれる黒い鳥が蔓延っており、タイムラインを食いちぎってしまっているらしい。
井下はさっそくバグくんの捕獲に取り掛かった。 -
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井下は罠を張った。バグくんは正常なタイムラインを食いちぎりにくるだろうから、電子おじさんが真っ直ぐ綺麗に直したタイムラインを餌として置いてみた。
すぐにバグくんの大群が来た。井下はタイムパトローラーの七つ道具のひとつ、停止信号を取り出した。停止信号とは、見た者の時間を止めてしまう便利な道具である。ただし危険なので資格持ちしか使えない。
停止信号の効果がある1分間の間に、井下はバグくんを檻の中に捕獲していった。 -
井下は、タイムラインが切れた最初の現場である、Twitterへと向かった。