• Km0.1W11月17日
    イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ

    ファンダム経済がテーマの長編小説。
    自分はオタクなので読むのが怖くて躊躇っていた。そして読後しっかり落ち込んだ…笑

    推し活をプロデュースする人、推し活の沼底に落ちていく人、推しの死をキッカケに陰謀論に落ちていく人。
    令和の人間を描ききっていて、身につまされた。

    みんな生きていくためにはわざと視野を狭めて、余白を作らないように自分を使い果たしてる。対象が違うだけ。
    その通りだなぁ。この世はシラフで生きるには厳しいもんね。