スレ主
むかしむかしある所に金毛の魔獣と呼ばれた人くい獅子がおった。
度々村に現れては村の生き物や人々を食い荒らし恐怖と血に染めたそうな。
ある日堪り兼ねた村人達が果敢に挑み苦戦の末についに恐ろしい獅子を打ち倒した。
「ああ、良かった良かった。これでようやく安心じゃあ。」 誰もがそう思っておった。
ところがどうじゃろう。その日を境にけものは狂った様に暴れだし土地は枯れ草木や作物は育たぬ様になってしもうた。
「これなら前の方がマシじゃった」「その日の暮らしさえも厳しくなってきおった」「村は終いじゃあ」そう言うと村人達は困り果てておった。
「おらがやる。新たな獅子を探して連れて来るだ。」若者はそう言うと旅支度を済ませ旅に出ていった。