• UdY4P812月1日
    返信先: @自分 内容有り感想















    貧困の中で必死にもがく母とそれを気遣う子供の健気さ、演技と分かっててもつらかった。商店街でバイオリンを弾く小春の姿は今も思い出すだけで胸が締め付けられる。ささやかな幸せもこの後に迫り来る破滅の前振りだとスクリーンの前の私たちには察せられるから苦しい。
    何気ないワンシーンを丁寧に積み重ねるから、ハイライトになるシーンはずっしりと重たく心に残るものが多かった。バイオリンを演奏するとこもそうだし、最後のタマちゃんの試合とか。ラストとか。暴走の果ての破滅をこんなふうに描くんだ。渡されたものが重過ぎてちょっと立ち上がれなかった。すごい作品だった。演出や演技がすごかったから、敢えて語らなかったのかもだけど、もっと人物の深いところも見たかったな。
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