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バレ下げ
KPC→PCにかなり重めの感情が向いているため、好きな人はとことん好きそう。ハーバリウムというモチーフの絡め方も良かった。看病されているだけのはずなのに、クローズドの探索でどんどん真実が明らかになっていく、何かがおかしいと感じる……かなりCoCらしい探索だと思う。何より特筆すべきは正気度回復。あまりにも大きい値でダイスを振らされ、上限溢れても構わず回復される。ちょっとした遊びのRP宣言だったのにKPに拾われてとにかく回復。ところがこれらは全て見せかけの正気度ステータスで、実際は『0』からの回復だった。描写がじっとりめで、自分がおかしいのか?自分はいったいどうなってしまったんだ?KPCは何をしたんだ?と狂気のトラウマに呑まれそうな雰囲気を味わえる。最後の勝利条件がデカい正気度ロールを生き残ることというのも楽しい。
人によっては騙し討ちの範疇に入ってしまうのかな?個人的には納得感が先行した。良い味がする同人CoC。 -
継続推奨のうちよそシナリオ。いわゆる正気度回復シナリオの類。凄く面白い体験ができた。KPCに看病される正気度回復シナリオで4-6時間……?とやや首を傾げながらプレイしたら、良い意味で予想を裏切られた。よく見かける〇〇されるだけシナリオではない、クトゥルフ神話TRPGの世界観の中でこそ体験できるうちよそだった。人によっては拒否感を覚えるタイプの展開だとは思うし、KPC要件が狭くて行けるペアは限られると思うけど、しっかりヒアリングを行ってもらった上で是非遊んでみて欲しい。
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