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物語書いったー
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DGe0nv
12月14日
階段を下りていると、バッグの中から振動音。
スマホの通知だ。ちゃんとマナーモードにしている自分偉いと心の中で自画自賛しながら、スマホを取り出す。通知の内容を見つつ、階段を下り続ける。スマホ越しの目の端で階段の終わりが見えた。最後の1段のつもりで踏み出した一歩は地面ではなく、空を切っていた。階段を踏み外したことに脳が高速で気付く。後頭部を打ちつける…!咄嗟に前に誰もいない事、地面に危険がない事を瞬時に確認した自分は思い切って前に転ぶよう体重をかけ、スマホに被害のないよう体を捻った。
そして、足からグキッと音がした。「っ!」地面に体が落ちる前に痛みが走る。頭は打っておらず、腕も背中も肩もあまり痛みはない。足以外は。手すりの力を借り、なんとか立ち上がる。足はその際数回悲鳴を上げた。スマホを持ったままのすり傷のできた手で近くの整形外科を検索する…遠い。それでも行かなくては。足を引きずりながら歩き出す。(歩きスマホは危険だな…)と思いながら。
スマホの通知だ。ちゃんとマナーモードにしている自分偉いと心の中で自画自賛しながら、スマホを取り出す。通知の内容を見つつ、階段を下り続ける。スマホ越しの目の端で階段の終わりが見えた。最後の1段のつもりで踏み出した一歩は地面ではなく、空を切っていた。階段を踏み外したことに脳が高速で気付く。後頭部を打ちつける…!咄嗟に前に誰もいない事、地面に危険がない事を瞬時に確認した自分は思い切って前に転ぶよう体重をかけ、スマホに被害のないよう体を捻った。
そして、足からグキッと音がした。「っ!」地面に体が落ちる前に痛みが走る。頭は打っておらず、腕も背中も肩もあまり痛みはない。足以外は。手すりの力を借り、なんとか立ち上がる。足はその際数回悲鳴を上げた。スマホを持ったままのすり傷のできた手で近くの整形外科を検索する…遠い。それでも行かなくては。足を引きずりながら歩き出す。(歩きスマホは危険だな…)と思いながら。