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  • mpfxd55時間
    大漆珠という漆製品を見てたらはだしのゲンの作者の漫画を思い出した。題名は失念したが被爆した主人公と娘と息子の話。
    主人公には妹と弟がいる。父親は漆職人。
    ある日父親が線香に漆を塗っていた。三年かけて塗り重ねると漆が層になって年輪のような模様ができる。父親は主人公達に漆のアクセサリーをプレゼントする約束をする。
    三年がたち主人公はカフスボタン、妹はブローチ、弟は服にボタンとして縫い付けてもらった。
    妹が川にブローチを落としてしまい主人公と弟が川に潜ってブローチを拾うが、妹の顔が真っ黒に焼けただれる。
    川に潜っている間、原爆が投下されたのだ。しばらくが過ぎて妹は亡くなる。
    現代(作品をかいた時代)になり娘が被爆二世だからと婚約破棄され、激怒した息子が婚約者に馬乗りになりながら髪を全部剃り上げてしまうシーンが衝撃的。
    主人公はカフスボタンを婚約者に渡すも「いりませんよ、そんなカフスボタン」と断られる。その後は覚えていないが漆製品を見ると思い出す漫画