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  • io.zO71月9日
    『お前レベルの話はしていない』
    尊敬と見下しの心理描写がすごかった。
    夢を叶えてプロになった主人公と、夢を諦めて弁護士になった親友の物語。

    夢だったプロ棋士になっても負けが続いて賞金だけで暮らすのは心許ない。別の道を選ぶには年齢の壁で再就職も難しく、最近は周囲にも見捨てられてなかなかきつい…そんなとき、かつては同じ夢を追いかけていた親友と飲みに行って今の状況を心配されたときに、口ではお礼を言いながら主人公が頭の中で考えていた言葉が表題のセリフ。

    お互いに尊敬しつつ嫉妬する関係を本当に上手く書いてた。文庫化したら絶対買う。