OK
  • BkAe391月10日
    返信先: @自分 まことに小さな国が、開花期を迎えようと
    している。
    「小さな」といえば、明治初年の日本ほど
    小さな国はなかったであろう。
    産業といえば農業しかなく、人材といえば
    三百年のあいだ読書階級であった旧士族
    しかなかった。
    明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」
    というものを持った。
    誰もが「国民」になった。
    不慣れながら「国民」になった日本人たちは、
    日本史上の最初の体験者として、
    その新鮮さに昂揚した。
    この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ、
    この段階の歴史は分からない。
    社会のどういう階層の、どういう家の子でも、
    ある一定の資格をとるために必要な記憶力と
    根気さえあれば、博士にも、官吏にも、
    軍人にも、教師にも成り得た。
    この時代の明るさは、こういう楽天主義から
    来ている。
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  • スレ主(BkAe39)1月10日
    返信先: @自分 今から思えば、実に滑稽なことに、コメと絹の
    他に主要産業のない国家の連中は、
    ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした、
    陸軍も同様である。
    財政の成り立つはずがない。が、ともかくも
    近代国家を作り上げようというのは、
    元々維新成立の大目的であったし、維新後の
    新国民の少年のような希望であった。
    この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける
    最も古い大国の一つロシアと対決し、
    どのように振る舞ったかという物語である。
    主人公は、あるいはこの時代の小さな日本と
    いうことになるかもしれないが、ともかく我々は
    3人の人物の跡を追わねばならない。
    四国は、伊予松山に3人の男がいた。
    この古い城下町に生まれた秋山真之は、
    日露戦争が起こるにあたって、勝利は不可能に
    近いと言われたバルチック艦隊を滅ぼすに至る
    作戦を立て、それを実施した。
    その兄の秋山好古は、日本の騎兵を育成し、
    史上最強の騎兵といわれるコルサック師団を破るという奇跡を遂げた。