Tters

mSEvsA スレ主 02月09日

目が覚めた。
見知らぬ部屋、懐かしい机と椅子。
どうやらここは学校の教室のようだ。

これから何が起きるのか容易に想像がつくが、それでも言わずにはいられない。
『またロクでもない事になったな』小さく口の中でつぶやく。

教室内にいるのは『私』だけではなかった、さまざまな服装の──おそらくは──女性がそれぞれの机に突っ伏して眠っている。

『…………メリーさん、なんだろうな』
再び声に出さずにつぶやき、机に伏せる。

待つこと数分「うぉ、なんだここ!つか誰だコイツら!?」という"すっとんきょう"な声が響いたのを皮切りに、周りに慌しい気配が増えた。
──やっぱり様子を伺ってたか

『私』も身を起こして周りを見る。
すっとんきょうはすぐにわかった、教室の中央でまだ何やら騒いでいる、日に焼けた背の高い女だ。

タキシードにも似たピシッとしたレザーのスーツを着ている。

教室内にいる子は皆思い思いの服装をしているが、黒を基調としたドレスのようなデザインなのは共通している。

と、突然、教室の前扉が"がらり"と開いた。
男だ、年齢は……わからない、中年だとは思う。

明らかに場の雰囲気にそぐわない──いや、教室である事を考えれば、むしろこれ以上ないくらいに似合ってはいるのかも知れない──安っぽいジャージに身を包んでいる。

ご丁寧な事に右手に竹刀を握り、肩に担いだその姿は、ひと昔前の学園ドラマに出てくる生徒指導の先生を想起させるには充分だった。

男は教室内を舐めるように睥睨しながら、ゆっくりと教壇に登り、口を開いた。

『えー、みなさんにはこれから弑し合いをしてもらいます」

メリー・ロワイヤル

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あたしメリーさんったー