本を読んだらつぶやくところ。積読を解消するために立てました。本と読書が好きな人たちの集いです。
怪談小説という名の小説怪談/澤村伊智
面白かったしサクサク読めました。短編~中編が計7本。
これ読んだら夜トイレ行けないとかカーテンの隙間が怖いとかそういう怖さではなく普通に日常生活送ってるんだけどちょっと不思議な空間に力に引き込まれてしまった怪談。
澤村さんの構成の仕方が好みなんだとは思いますが本当に読みやすくて澤村さんの入門書としてもいけるのでは?って感じでした。怖さを求めてたらちょっと物足りないかも。
龍の守る町 砥上裕將
この作品に漂う、いいようのない悲しさというのは災害に対しての無力さとぶつける先のない怒りと憎しみと悲しみが漂うからなんだろう
生き残った人はそれらを抱えながら、なんとか日々をやり過ごし頑張っている
消防士視点ということで、救えたものと救えなかったものとが入り混じるのも悲しさが漂う
オチは綺麗につくけどここまで綺麗にならないと読後感悪いものなあ感もある
今、許せた、感謝できたのも、もしかしたらその年月分痛みと向き合い、怒りや悲しみをぶつけずに済むように必要な年月だったのかもしれないという意味でも、そして彼らはこの悲しさを一生抱えて生き続けていくのだと言う意味でも印象的な作品
雪煙チェイス/東野圭吾
面白かった!ドキドキした!
木挽町のあだ討ち/永井紗耶子
実は、拙者は。/白蔵盈太
どちらも時代小説でネタバレ厳禁ハッピーエンド特に木挽町は冬にぴったり
ぼくのシェフ 長谷川まりる
タイトルの時点で心掴まれちゃうね。これは
話としては実にこじんまりとしたふたりの男の子の話。料理、食事、貧富、才能の差
これが大変おもしろいのは2度読みしたくなる感じかなぁ。割と淡々と進むから読みやすいと思う
舞台が便利な現代より前の外国っぽい感じなので、あれこれ現実的なあれそれより彼らの話に向き合えた感もある
イラストもかなりシックに決めてるから翻訳小説風味な空気感なんだろうな
『最後の一色』 丹後の怪傑・一色五郎とそんな彼に競争心を燃やす長岡忠興の短く激烈な青春譚 読み終わる頃には主人公2人はもちろん、彼らの家臣にも感情移入せざるを得ない でも米田求政だけ、強かすぎて怖すぎ…(戦国時代なら正解)
致死量未満の殺人
タイトル回収する作品は名作ですよ!
兇人邸の殺人
読んだけど終わり方にモヤっと
主人公達は脱出出来ればそれで良いのか?
火のないところに煙は
ミステリかと思ったらモキュメンタリーだった。
短編集だけど全て繋がってる構成は好き。
ややホラーで刺激は少なめ。映像化したほうが楽しいかも。
スメラミシング/小川哲
何というか、コロナ禍を経た閉塞感を覚えた。特に表題になったスメラミシングは頭アルミホイル案件の陰謀論者とそれを扇動するのが上手いアルファツイッタラーの話で、中々にどろっとしたものを見せられるし。読み応えはあったけど読了感は良くない不思議な感覚
回樹/斜線堂有紀
現代日本に近いけど人知を超えた物体や現象が存在する世界観で、それにまつわる人々の話が集まった短編集
全体を通していろんな愛情を描いたストーリー 一番好きなのは古い映画への愛を描いた「BTTF葬送」 バックトゥザ・フューチャー好きだから、もし見れなくなったら嫌だよなあ…と思った
登場する不可思議物体が結局なんなのかは解決・解明されないまま終わるけど、それがその世界での当たり前感あってよかった この作家さんの話って「なんだかはわからないし主題にはならないけど重要でそこにあるもの」がいい味出してる話多いなー
小さなトロールと大きな洪水
ムーミンの1作目、挿絵のムーミンのゆるさ可愛いなぁ。ムーミンママがパパの事好き好きで微笑ましかった。
ムーミン達もその場に居合わせた人、動物も自然に助け合い、困ってる人に声をかける辺りにとてもほっこりした。
神の光
1番目と4番目が好き!
消失物がほぼ同じなので似たり寄ったりな話の印象だけど、トリックはそれぞれ個性があってよかった!
有罪、とAIは告げた/中山七里
AIは分析と再構築は出来ても、創造することは出来ない という一節が強く印象に残った
ただ後半は主人公の影が薄くなりすぎてこれでいいのか感もあったけど、判事という主人公の立場上他シリーズの主人公たちのように縦横無尽に動くわけにもいかなかったのだろうと自分の中に落とし込んだ
眼鏡会議 菊野葉子
絵本だけどタイトル漢字やん、なにこれ……と思ったら、夜な夜な空き家に飼い犬たちが集まり、人間を参考にテーブルを囲み眼鏡を掛けて会議することにした犬たちのある日の会合
犬たちはあくまで真面目に(?)会議してるんだけどその中身がなんとも可愛い。面接官は厳しいけど同席してる他の会員が茶々を入れてくる!
めちゃくちゃ目立つ柴犬のミケの眼鏡パリピ仕様でほんま草。それ付けてるだけで陽キャにしか見えなくなる
3Dチックな感じが夜の机の真ん中のろうそくの明かりで照らされた犬たちを明朗にしてる感じも素敵で最高でかわいい。よく見ると絵だからどうなってんのと思ったら、粘土作成からの撮影と大変手間をかけてるらしい。これだけ手をかけて描かれた素敵な作品を見ると、やっぱ人間のその熱意って凄いなと思う
犬好きで犬を飼ってる人には見てほしいこの世界
飼い主が好きな気持ちが伝わってくるのがとても嬉しくなるのかな……最高でした
星を継ぐもの/ジェイムズ・P・ホーガン
初ハードSF
とにかく理系の専門用語のオンパレードで脳みそフル回転、自分の想像力の限界を見てキャパオーバーしかけつつもどうにか読了
別の作品を挟んでからもう一回読もうと思う
おいしいごはんが食べられますように
たしかに人と食べるご飯って「美味しがっている」のを強いられてる感じはあるけど、ここまで嫌悪感たっぷりに描くかな?!
まあでも本当に仕事が忙しい時期って食事を取らねばならない、何を食べるか考えねばならないことも煩わしくなるから二谷の気持ち分からんでもない
芦川さんと付き合い続けているのはよく分からないけど……相容れなくてもかわいさがあればいいのかな
夜間飛行 サン=テグジュペリ
めっっっっっちゃかっこよかった!!!
どんなものであれ誇りを持って全力で自分の仕事に立ち向かう人の物語大好きだから読んでよかった!
殺戮にいたる病を読んだ。
イヤミスやダークミステリーを好んで読んでいたら常におすすめにいるので観念して手に取ったらとにかくグロい!痛い!
人並みの耐性はあるものと思っていたけど何度もトイレに駆け込みそうになった。
でもその気持ち悪さや不快感を抱えたまま読んだラストは凄まじく、全身で読書を楽しめたと思う。
その着せ替え人形は恋をする(福田 晋一)読了。とにかくヒロインのギャルが可愛い。あと、登場人物が全員いい人で読みやすい。コスプレを題材にしたラブコメだと思っていたら、ちょっとホラーだったりして、読み飽きない。面白かった!録画してたアニメも見なきゃ…!