本の力が、光が、もっともっとたくさんの人の心に届くようになってほしい。作家として、読者として、心から思う。そしてその一端を担えるように、非力ながら全力で書いてゆきたい。ずっとずっと書いてゆきたい。 まにまに/西加奈子

先は見えているにもかかわらず、ぼくたちはそれに絶望せずに生きていく。そのことを考えると、生きている、というだけでも、どれほど大切な大きなことを人間はやり遂げているか、と考えざるをえません。

大河の一滴/五木寛之

夜中に泣きながらきらきらとした星いっぱいの夜空を見上げては、同じ空の下にいる私たちの家族になるはずだった人たちの幸せを祈っていた。

サーカスナイト/よしもとばなな

愛なき時代に生まれたわけじゃない
強くなりたい やさしくなりたい

やさしくなりたい/斉藤和義

悲しい事は宝物になった
君もきっと そりゃもう沢山
持っているでしょう

そこに僕が居なかった事
今は側にいられる事
こんな当然を思うだけで
世界中が輝くよ

R.I.P./BUMP OF CHICKEN

かくも深い悲しみが日本人の心に張りついていても、芽吹く葉があり、咲く花があることは、私達の心をうるおしてくれる。本が多すぎる/酒井順子

「勧酒」于武陵 の　井伏鱒二訳

（前略）
花に嵐の例えもあるぞ　サヨナラだけが人生だ


「幸福が遠すぎたら」寺山修司

（前略）
さよならだけが　人生ならば
人生なんか　いりません

嫉妬は、自分と同等と思っている人の間で強くなります。優れた功績を残した著名人やスポーツ選手、海外の成功者に対して嫉妬する人はあまりいないでしょう。素直に「すばらしい。おめでとう」と称賛します。

有川 真由美/東洋経済オンラインより

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。

好き好き大好き超愛してる。/舞城王太郎

手が冷たい人ほど心は暖かい
ーLuna Lunatic/PELICAN FANCLUB

ひとはつよくて、いきていくことをつづけていくだけのかろうじてのつよさがあれば、そのうちいきているひとがだれか、だれかがきっと、またちからをくれて、ちからをきっとくれるだろう、いきていれば、いきているだれかが。
ー愛の夢とか/川上未映子

愛する人がどんどん増えてく
それって素敵な事ね きっと人生
宝物なんだ
ありがとう/レミオロメン

言葉で片付くものなんて 一つも要らないと思う
パメラ/バルーン

「儒学は生きる者のための学だ。万物先生の天地で人と人と睦み合う道を窮(きわ)めんとする学。ゆえに儒学は人の心の内に、人と共に生きるための徳、仁義礼智の端を見つけ得た。儒学は人を死へ駆り立ててよしとはせぬ。失った望みはまた作らねばならぬ」

ー天地に燦たり/川越宗一

あなたのいない このさびしさは 僕のたからもの

そいじゃー またね ばいばい


知久寿焼〜死んぢゃってからも〜

君が抱えきれない想いは取りこぼさずに拾うから

すたぽらという歌い手グループの君想いパレットという曲の歌詞です

自分で背負うから。
君の未来は汚させない。

1番になったって 2番になったって
結局最後は皆消えてくんだ
僕が死んだって何も残らないから
生きているそのうちは死んでたまるか

Run Away/[Alexandros]

いつか結ばれるより
今夜一時間会いたい

Be My Last／宇多田ヒカル

いつの時代にも死にいたる病は存在していた。それが消滅することはない。果てしなく続く医学と病の対決の中で、人は必ず死ぬのだ、という事実だけはどうにも動かすことはできない。
ー深き心の底より/小川洋子