自由律俳句ったー

2023年12月5日に作成 #趣味
種田山頭火や尾崎放哉に知られる五七五の形式にとらわれない自由な俳句をひたすら書いてくところ。
その句を読んだときに見えた景色をリプに書くと、より一層面白くなると思います。
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  • この線まで注いでくださいが見えない
  • 濡れた傘を振る 柴ドリルの白昼夢
  • もうこんなところまで来た
  • あの鉄塔も背景になった
  • 人間みたいな形をして人間みたいに生きてる
  • 顔の通りに生きるつもりはなく
  • 知らないサウンド・トラックを流して生活を映画にする
  • なぜか愛してくれてるらしい
  • もしかして、そんなハズは、繰り返し繰り返し飲む薬
  • 痛みより情けなさが勝る膝のケガ
  • この場所の、湿度の2パーセントくらいを担ってる
  • 思い出を語らない人と会う
  • 字も歌も下手な連れ子と話す
  • 密かに温まっている豆腐
  • 蹲り仰ぐ低い空
  • 私以外に私がいるらしい
  • 口の中をケガしてもかぶりつく
  • ひどいな冬なのに
  • 泥濘のさんざめく都市
  • ここは地獄心地よい