まさかこんなに簡単に「罠」に嵌まってくれるとは思いませんでしたよ。

出逢ったばかりだけど私達、大親友だよーウフフ

ほう、貴様が今代の勇者か？この我に抗って見せるのならば……来い。我が指先でひねり潰してくれようぞ！！！！

おのれの正義を突き通すことによって少数の弱者を見捨てることになることに気付かぬか！ ワシは全ての人を救うことを諦めぬ…喩え全人類の感情を犠牲にすることになろうとも…！

へへっ、これさえあれば姉ちゃんを助けられるんだ…。誰にも渡さねえ！

この程度の魔力波で怯えるとは…かつて「伝説の勇者」を生み出した王国も、廃れたもんだのぉ。

膝の上の猫「ﾐｰ」

…私に言われましても。私は未来を知っていますから。運命に逆らっておかしなことになるのは嫌なのです。

この…マグマを鉄球に閉じ込めて鎖をつけて電気をまとわせて刃物に取り付けてトゲトゲをつけて毒を塗ってムチを巻き付けた最強の武器を横に置いて…猫をなでてやろう

まだ飽きないのかい？ふーん、キミのそのしぶとさだけは評価してあげるよ。でもねぇ、キミにはそれしかないんだよ？

我が地底に攻め入るはたれぞ？光の勇者の輩ならば、このマグマがお相手いたそう……ぬははははははは！！！

おのれ！神を陸上から天に追ったばかりか、今度は雲上の住処すらも奪おうとするか！

いえね、実験したくなってしまうのはどうも科学者の性なんですよ。だからね、あなたが来てくれてちょうど良かったんです。私の「実験」のパートナーになってくれませんかね？

あはは、かわいいね…体が震えちゃって顔が青ざめてる。もっと絶望してる顔を見せて欲しいな。

涼しい秋風が吹く今日、中間評価の季節がやってまいりました

この世界は汚らわしいのですわ！だから私がキレイにしてさしあげますの！

クククッ…。あとはアイツを呼び寄せれば…。ますます面白くなるぞ…！

あら、魔王様♡まだ「人間」のふりをしてらっしゃるの？

貴様のような小物が魔王の座に就くだと？クックック、笑わせてくれるな…

我は…ボーダーはいつでも貴様を追いかける！