したいことたくさんあるが体力が追いつかなくて寝てる有給

風を衝き飛べイカロスの子供たち
勇気ひとつと科学の力で

膝の上丸まる猫のぬくもりとココアがあれば冬は完璧

コンサートホールに弦の一音がぴんと渡ってひかり輝く

無意識に肩がすくんでしまうから首肩回しお願いします

お店にもコンビニにもあるメニューでも 食べたくなるのは母の手料理

生きている交響曲のはじまりは指揮者が息をすっと吸う音

他の人の親切をただ指加え見てしまった自分を恥じる

究極は推しに吸われる酸素になってどこかで何かの役に立ちたい

老いてゆく親の歩みを見守って　見守られていた自分を想う

冬がただ寒くて辛い季節だと子供の頃は知らなかったな

39度超えてるのに尚寒気有り
早く治れよ体痛いよ

耳の中あなたの声で埋めたくて
隣人などでは到底埋まらず

移りゆく季節の名残いつまでも 治らぬ四十路の虫刺され痕

月変わり焦る気持ちと増す寒さ　物悲しさと向かう年の瀬

眠れない時はスマホはダメだって
分かってるけど繋がりたくて

予約可のお店だけれど予約しない ゆっくり喋ろコーヒー買って

捨てられない
時代遅れのネックレス
もらった人も思い出せずに

思い出が未練になった時にする断捨離という過去の清算

毎日をただやり過ごすだけの日々どうしたらいいどうすればいい