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短歌ったー
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「粉雪」聴きつつずるぺた歩く
甥に問われて 迷う送り火
宴のあとの折りの重さよ
空の高さにふと息をつく
食べたじゃないか 思いとどまれ
そっとスワイプ タダの劇物
夜明け前
今日乗る列車と並んで歩く
わくわく気分 携帯片手に
衣を奪いシーチキンとす
三年箪笥で待っていたのだ
多分世界で 1番真面目
かすれた声と闇に溶けてく
あの日の私に花束を買う
陽炎が揺れる もう会えない
君の世界を僕は知らない