太陽が反射してるに過ぎなくて月の光は一度しんでる

恵みの雨とはいえども私には身体を濡らす不愉快な水

自己嫌悪ぼんやりとある希死念慮 どうしたらいい祈りは届かず

整えりゃ愚痴も怒りも作品よ　昇華っていうことでいいのかな

人間もパソコンみたいに電源を落としてすぐに寝れたらいいのに

じめじめと蒸し暑い夜こんな日はキノコになった気分でねむる

無表情それがかえって愛嬌のすみっコぐらしの世界に行きたい

雨音に耳をすませて目をつむる　私のためのオーケストラだ

夏に咲くひまわりの種を植えている幼子たちは小さな花火師

はつなつの午後に吹く風は心地良い　オフィスに居ては気付けなかった

湿気きらい　べたべた触ってくるんだもん　中学の頃のあの娘みたいで

やわらかな日差しと田舎の遊歩道　存在しないやさしい記憶

衣替え冬の衣服を片付けて夏を迎える準備万端

空気みたいだっていうけど馴染めずに浮いてるわたしは油みたいだ

あなたって嘘がつけない性格ね　すぐにほっぺが赤くなるもの

本日は大安吉日万倍日　弁当がうまい　これも大安

帰りたい家に着いたら何しよう　午前で既に心は帰宅

出たくないずっとふとんで寝ていたい朝が来ちゃったいやなげんじつ

ランダムのドット絵アイコン可愛くて連投しちゃう何が出るかな