夜がうたた寝してる間に　君嶋彼方
青春小説だね。不思議なチカラを持つ人とそうでない人が混在する世の中で、能力があるがゆえに悩む高校生たちの話。読みやすかった。

アバターっていう本オススメ、アバターゲーの話

Number良かった。オリックス優勝特集。みやぎ君かわいい。

同人誌カテゴリに入っちゃうかもだけど「みはしのあんみつに捧ぐ」がすごく良かった。
みはしのあんみつへの熱意とみはしのあんみつのプレゼン力がすごすぎて読んだあとに最寄りのみはしを探したしいまでは定期的に通う様になってしまった。
普段ウェブライターをやってる方なので文章の読み応えやセンスも最高で、エッセイ本としてもみはし販促本としても最高だった………すごくおすすめ

インヴァートⅡｉｎｖｅｒｔⅡ読み終わった。シリーズは続くのだろうけど、過去の話も登場人物も忘れているので段々どの話の何のことを言ってるのだろう？となってしまった。前の作品も再読しなくては…

「コンビニ人間」読んだ。全然前情報と印象が違った。主人公が異常なのはわかってるのに、段々と一般人の方が異常に見えてくるおもしろい作品だった。誰かこんな感じで主人公が普通じゃないタイプのおもしろい小説知りませんか？

逸木裕「祝祭の子」怖かったなぁ。いろんな意味で怖い話だった。いやいや結局そういうことかよって最後イライラしちゃった。
新興宗教で子どもたちによる殺戮が起こる。その子達が成長した後の物語。洗脳はこわいっす…

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。
戦時中の日本に女の子がタイムスリップする話。好き嫌いが分かれると思うけど、自分は感動したし、次のベージをめくる手が止まらない位、取り込まれる小説だからぜひ読んでほしい。

一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。
切ないラブストーリーみたいな感じ。とにかく泣けるし、寂しいけど、温かい、不思議な感情になれる。

シルバー川柳はたまに読むと元気もらえるね。みんなあったまいいなーってなる。

無年金者ちとせの告白　西尾潤
高齢でも働かないといけないとか子供の貧困とか、様々な社会問題の現実を突きつけられる感じだけど、何か楽しかったわ。映画化されそうな内容。

オイスターボーイの憂鬱。ティム・バートンが好きでこの絵本も好きだった。

大切なことほど小声でささやく
マッチョの巨漢ゴンママとゴンママのスナックのお客さんたちのお話。読むたびに笑ったり泣いたりする。
映画化したのに近場でやってないのが残念。

世界から猫が消えたなら
ある日突然現れた悪魔に自分の死期を知らされて、身の回りにあるものの存在を消すのと引き換えに寿命を延ばす話。物は自分では選べなくて、悪魔が指定してくる上に消すと人との思い出も全て書き換えられてしまう。色々と考えさせられる話だった。

蜜蜂と遠雷が好きな人はピアノの森もおすすめ。
重なる部分もあってより面白く読める。
尚、蜜蜂と遠雷にはスピンオフの祝祭と予感もあるので、そちらも読むと倍楽しめる。

周木律「うさぎの町の殺人」
よく出来たエンタメミステリでした。

無菌病棟より愛を込めて、加納朋子さん
もともと加納朋子さんの本が好きだけど、このエッセイは衝撃だった。作家さんが書く闘病生活は読みやすいからすんなり頭に入ってきて、学びになった。この頃からまた治療法は色々変わったのかもしれないけど、これはちょっと読んでみて欲しい。

超訳　ニーチェの言葉
哲学とか難しくて何もわからないけど、この本は1ページに1つニーチェの教えが簡潔に載っててすごく分かりやすく尚且つ読みやすい。パッと開いたところを読む占いみたいな読み方もできて面白い。ぜひ手に取ってみて欲しい良著。

ジャン＝クロード・エレナ著の「調香師日記」
まだ読み終えてないけど、フランスの調香師の日記。調香師が日頃どのように仕事をしているのかを垣間見ることが出来る。
香水に興味が湧いてきたのと、元の文が良いのか翻訳が良いのか、言葉の使い方がとても丁寧で良き(感想)

最近刊行された爽やかな本、もう返信閉め切っちゃってるけど歴史小説に抵抗がないなら川越宗一の「天地に燦たり」はどうだろう？
戦国時代の話なので全体的には血なまぐさい描写も多いけど「礼」がテーマなので意外とラストは爽やかに終わってるように思う
舞台は古琉球、島津、朝鮮半島の3か所
サクセスストーリー系とか青春群像劇系の爽やかさを求めてたらこれじゃないかもしれないけど