詳細を閉じる
おすすめ本紹介ったー
おすすめ本紹介ったー
アーカイブを表示しています
43人の介護老人を手にかけて◯刑判決を下された介護士とその事件を追う検事の話
個人的に読後の後味の悪さは現状この作品が一番かもしれない
でも是非読んでほしいし勧めたい 自宅介護の壮絶な現実がこれでもかというくらいに生々しく描かれてる
成瀬シリーズみたいな本が好みです!
そういえば筒井康隆って読んでなかったなと思って手に取った一冊
これを読んだ限りでは星新一から可愛げを取り上げて代わりに毒を詰めたのが筒井康隆という印象だった
読みながらこの作家せーかく悪いなー、とは思うのだけど読んでいてなんやかんやで楽しくはあるし、わくわくもするし、性格の悪さを隠す気がなさそうなのがむしろ好印象
たまにいる良い子気取りの性悪作家よりは全然良い
女の方が権力を持つ設定がいくつか出てくるけど、こんなことになっては大変だ!というよりも、もしかして作者はこういうことをされたいのか?とちょっとだけ思った
本だけを読むと、わからないところが出てくるかもだけど、読んだあとに考察を調べたり、考えたりするとマジで面白くなる。
これで貴方は怪異そして、蝉の声が聞こえたらなら呪いに巻き込まれましたね。私と一緒です。
森バジル
とても読みやすいミステリ。おおーそういうことかーってなる。
ホラーやミステリーだったら嬉しいです。
シュールさ、温かさ、切なさ、可愛さのバランスが絶妙でたまらない絵本です
気になった方はぜひタイトルで検索してみてください。小首を傾げたクネクネさんと目が合い虜になるでしょう
ブラック・ショーマンと名もなき町
ブラック・ショーマンと覚醒する女たち
シリーズ3作目まってますーーー
とっても優しいけど優し過ぎない
みーんなで1位取ろうねー正しく生きようねーみたいなアホみたいな世の中に疲れてたから刺さった
主人公の桜花(さくらはな)は担当雑誌の休刊を受け警察官向けの雑誌桜花(おうか)の中の「サツ飯! 拝見」なるコーナーを担当することになる
地方都市の警察官の職場見学とおすすめ料理(食堂含む)を丁寧に紹介してくれる話
飯物ってたまに料理がメインじゃなくて主人公の生きづらさとか登場人物の苦労話をフォーカスしてきて料理は…?となるので、料理工程の取材やら食べる光景、もちろん食べ方まで描写してきて飯物欲を満たしてくる。空腹は満たされない
日常的に愛している食べ物を上げてくれるので我々読者にとってもその食べ物自体は親しみやすいので味が想像しやすいのもいいと思う
まだ読んでる途中だけどかなりいい。飯と取材相手の警官がちゃんと主役ってのもいい
刊行予定のタイトル見たときはなにこれ…?と思っていたけど、上田健次作品でイチオシかもしれない
気にはなるけどまだ読んでなかった作家さんの短編が読めてよかった。ネタバレというほどではないかもだけど一つさげます
もし好きな物語の世界に行けるなら私はこの作品の世界に触れたい。綿貫が出会った少し不思議な存在に私も出会ってみたい。
異形が出没する異界の緑深い古道に迷い込んだ主人公である少年が不思議な青年レンと一緒に旅をするお話。
話のテンポは穏やかで、静かに淡々と進んでいきながらも「死と生とはなんだろう」という少年の倫理の揺れ方や現実と異界が一つずれただけでうっかりすれば迷い込んでしまうような世界観など奥行きのあるお話。短い映画を観ているような気持ちになれるほど情景の描写が秀逸。
私の大好きな作品です。
主人公の影が薄いのは難点だけど、帯川清っていうキャラがよすぎた
あと作中の敵である神が良くも悪くも一番人間くさいて好き
図書館でふと目に飛び込んできて、「ヘン!?」と思いながら表紙を見たらもうヘンだった(褒めてる)
タイトルページを捲った後の次ページ(目次じゃない)に書かれた論文のタイトルの数々で借りようと決めた
変なものを好きになる私にとってとても良いものだった 無駄と言える事に全力な人は保護されて良い
論文特有の固い口調はあれど、まるで友達かのように基本話してくれるから慣れてなくても読みやすいと思う
杉井光
表紙に惹かれて読んでみた。ホラーミステリ。閉ざされた山奥の村で恐ろしい風習に立ち向かう少女たちの物語。おどろおどろしくも美しい。こういう話が好きなんです。
織守きょうや
全員嘘つきって帯に書いてあるからそうなんだろうなと思いながら読んだ。設定が突拍子もなくて面白い。中身に触れたいけどどうしてもNGワードにひっかかるので、あらすじ気になる人は自身で調べてみて。もどかしいねぇ、ミステリやホラーのNGワードひっかかりすぎる問題は
本文は短いけど「このったーが消えてほしくない人が他にもいるんだ」って思えていい
短くて読みやすい。ただ、寺地さんだからこそ短すぎて物足りないところもある。続編読みたいな