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おすすめ本紹介ったー
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主人公の桜花(さくらはな)は担当雑誌の休刊を受け警察官向けの雑誌桜花(おうか)の中の「サツ飯! 拝見」なるコーナーを担当することになる
地方都市の警察官の職場見学とおすすめ料理(食堂含む)を丁寧に紹介してくれる話
飯物ってたまに料理がメインじゃなくて主人公の生きづらさとか登場人物の苦労話をフォーカスしてきて料理は…?となるので、料理工程の取材やら食べる光景、もちろん食べ方まで描写してきて飯物欲を満たしてくる。空腹は満たされない
日常的に愛している食べ物を上げてくれるので我々読者にとってもその食べ物自体は親しみやすいので味が想像しやすいのもいいと思う
まだ読んでる途中だけどかなりいい。飯と取材相手の警官がちゃんと主役ってのもいい
刊行予定のタイトル見たときはなにこれ…?と思っていたけど、上田健次作品でイチオシかもしれない
気にはなるけどまだ読んでなかった作家さんの短編が読めてよかった。ネタバレというほどではないかもだけど一つさげます
もし好きな物語の世界に行けるなら私はこの作品の世界に触れたい。綿貫が出会った少し不思議な存在に私も出会ってみたい。
異形が出没する異界の緑深い古道に迷い込んだ主人公である少年が不思議な青年レンと一緒に旅をするお話。
話のテンポは穏やかで、静かに淡々と進んでいきながらも「死と生とはなんだろう」という少年の倫理の揺れ方や現実と異界が一つずれただけでうっかりすれば迷い込んでしまうような世界観など奥行きのあるお話。短い映画を観ているような気持ちになれるほど情景の描写が秀逸。
私の大好きな作品です。
主人公の影が薄いのは難点だけど、帯川清っていうキャラがよすぎた
あと作中の敵である神が良くも悪くも一番人間くさいて好き
図書館でふと目に飛び込んできて、「ヘン!?」と思いながら表紙を見たらもうヘンだった(褒めてる)
タイトルページを捲った後の次ページ(目次じゃない)に書かれた論文のタイトルの数々で借りようと決めた
変なものを好きになる私にとってとても良いものだった 無駄と言える事に全力な人は保護されて良い
論文特有の固い口調はあれど、まるで友達かのように基本話してくれるから慣れてなくても読みやすいと思う
杉井光
表紙に惹かれて読んでみた。ホラーミステリ。閉ざされた山奥の村で恐ろしい風習に立ち向かう少女たちの物語。おどろおどろしくも美しい。こういう話が好きなんです。
織守きょうや
全員嘘つきって帯に書いてあるからそうなんだろうなと思いながら読んだ。設定が突拍子もなくて面白い。中身に触れたいけどどうしてもNGワードにひっかかるので、あらすじ気になる人は自身で調べてみて。もどかしいねぇ、ミステリやホラーのNGワードひっかかりすぎる問題は
本文は短いけど「このったーが消えてほしくない人が他にもいるんだ」って思えていい
短くて読みやすい。ただ、寺地さんだからこそ短すぎて物足りないところもある。続編読みたいな
表現の仕方がとにかく美しい。とりあえず今の人生でこの小説以上に美しい小説には出会ったことがない
村上さんの旅行記が好きで、この本は何回も読んでた。
イタリア・ギリシアなどヨーロッパに滞在していた記録で、
日記のように書かれていて読みやすいです。
これを読む前に笑う淑女を読む方がよかったらしい。他の作品に出ている人がよくわからなくて検索しながら読んだ。ヒポクラテスシリーズだけ全部読んでるからそこの絡みは面白かった。完結してくれてよかったよ。えぐい話だ。
櫻田智也
この作家さんのシリーズ物が好きで、これを読んでみた。推理物としてはシリーズの方が好きではある。でも物語としては面白かった。
完結編らしい。もっと読んでみたくなったのにな
『知らないけど字面でふんわりわかる概念とモノ』がどんどん出てくるのが楽しいアポカリプスものSF
過剰な商品広告のせいで滅びる世界という突飛さ、遺された広告生物たちが滅びた世界の中で生きる描写の細かさは唯一無二だと思う
夏と花火と私の◯体/乙一
部分的にファンタジーな要素はあるけど、どちらもじっとりとした嫌な夏の空気が味わえるサイコミステリーで良かった
夏に対するイメージが「青春!まぶしい季節!キラキラ笑顔!」に越したことはないんだけど、個人的にはこういう夏の描かれ方が好き
いろんなおとぎ話にまつわるアイテムを紹介するっていう内容の本。詩集みたいな、絵本みたいな感じ!とってもメルヘンでロマンに溢れてて面白いから、みんな読んで〜〜〜(≧∇≦)
私が特に印象に残ってるのは、バルバリーの人食い鬼の歯と小天使の鈴!