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架空の作品ったー
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x.inaw2023年12月22日遅ればせながら「そして戦争が始まる」読みました。まず修二・N・コウバーンが生まれ育った帝国ではなく、ヒノ国の軍に入った理由がさあ…。ろくでなしな父親のせいで普通の家族への憧れが強いのは察しがついてたけど、まさか自分を捨てた母親と自分の存在を知らずに育った妹を守るために戦っていたとは…。軍から秘密警察に移ってからも自分の身を顧みず戦う秀治に、秀治をライバル視してたライアン・バルトが仲間を指して「お前の家族はここにもいるだろ!」と叫ぶシーンは最高だったな。複数犯だと思われていた戦争屋、通称「SSYs」が単独犯だと判明した時は驚いたけど、ちょっと出番の多いモブだと思ってたモーガン・ヴァルターがその「SSYs」だと判明した時は驚き過ぎてしばらく固まってたわ。ちょっと不穏な終わり方だったけど綺麗に終わったので良かった。あとモーガンの過去が描かれた外伝も読んだけど、戦争ジャンキーになった理由が悲しすぎてめちゃくちゃ泣いた。一生推す。 -