• 『星読みの識者』前日譚『聞香』
    薫りを「嗅ぐ」のではなく「聞く」という香道に興味を持ったハリダは、姉のカグファと妹のディルマと共に組香(香当て)の体験を申し込む
    様々な香を聞く内に、自分達という存在に刻み込まれた古の記憶を思い起こし──

    聴覚に介入する異能を持つハリダが事の発端であり、声帯奪取の異能持ちのカグファが問答のやり取りに興味を示し、視覚を支配するディルマが見るだけではなく体験したがったり「組香中に視界を覗かないように」とからかわれて「そんなズルしない!」と怒る一幕がある等供給が豊富
    去年のクリスマスイヴに灯りを持つ三姉妹とクリスマスツリーのイラスト公開も良かった