• Xi8Hat3月11日
    膚の下
    ざっくり言うと、荒廃し果てた未来の地球を復興するために造られた人造人間の主人公が、他の人間やアンドロイドとの交流を通じて自分の存在理由について問う、という作品
    何かを創造するということの厳かな意義(いわゆる承認欲求との闘いみたいな話ではなく、自分が自分であることを表すという意義での厳かさ)を胸に刻み込まれるし、上下巻だけど下巻を読み終わったときは思わず天を仰いだよ……
    あれは紛れもなく最高の読書体験だった
    夫を亡くした女性が、夫を愛していたのだろう言葉を言うシーンはあるけど、恋愛要素は無し