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その時よせばいいのに何故か(もうちょっとで給水所がある)と妙な確信を持ってそのまま進めていくと
給水所を示すであろう看板が見えてきた。
ところで、私の車には吸盤でくっつけるタイプの鈴付きのお守りを積んでいる。
普段はよっぽど高低差のあるところでも走らない限り鈴が鳴ることはないんだけど、それが道を進むにつれて鳴り始めで奥に進むにつれて激しくなった。
そこで何となくこのまま進むのは良くない気がして看板をよく見ると、【この先には罠を張っています】と書いてあることに気付いた。
慌てて引き返そうとすると、細い道の両脇は竹林に隠れて崖になっていた。
半泣きになりながら無事にバックで引き返せたけど、もし進んでたら… -
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もう一つはまさに今、動画サイトを見ていてあった人の情念の怖い話。
好きなアーティストの曲のいわゆる弾いてみたの動画を探していて、ある若い女性の首から下だけを映した演奏動画にたどり着いた。
演奏が良くて何となくコメント欄を見ていくと好意的なコメントしかなくてほっとしていたら、1人のコメントが目を引いた。
演奏を褒めるものかと読んでいると私信のような内容で、「弾き方が恋人に良く似ている」と書かれていた。
何となくぞわぞわ来る内容でつい返信欄を見たら、投稿者がポジティブな返信をした途端に投稿者に繰り返し演奏そっちのけでいかに恋人の演奏と似てるかとコメントしていた。 -
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さすがに投稿者も異常に感じて当たり障りのない返信で終わらせようとしたようだが、それでもコメントの主は繰り返しもはや投稿者への好意を隠さずにコメントし続けていた。
1番新しい動画のコメント欄を見るともうそのコメント主は本格的に演奏への評価は1行にも満たない量しか書かず残りは全部投稿者がいかに可愛いかとかそういう感想に終止していて、読んでいて鳥肌が止まらなかった。 -
最近美味しい湧き水を汲みに行くのにハマってつい1週間ほど前も汲みに行こうとしたんだけど、なんとなくいつもと違う所に行ってみようと思い立った。
山の中にある給水所だけど幸いちゃんと番地が載ってたからカーナビに入力して出発したものの、進めども進めどもあるはずの給水所の看板が見えてこない。
カーナビの指示を疑わないままどんどん山深くに入っていって離合すら怪しい細道に差し掛かったところで、突然目的地に着いたと案内が終わってしまった。