• 体験した話。小5の夏休み、祖父母の家に一人で泊まった。泊まってる間はずっと二階の20畳くらいある大部屋を一人で好き勝手に使わせて貰えた。自宅には自分の部屋が無い私は大喜びだった。祖父母の家には倉庫代わりの大きな屋根裏部屋があるんだけど、それまでは一度も入った事が無かったので祖母に頼み込んで見せて貰う事にした。
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  • スレ主(UUj5bV)2022年6月20日
    屋根裏部屋は冷房が無いから長居せずすぐに降りてくるんだよと言われた。古い箪笥や叔母の衣装ケース、父や叔母が乳幼児の頃に使っていた歩行器やベビーベッド等、色んなものが雑然と置いてあった。その中に見るからに百年以上経ってますみたいな古くて汚い木製の箱があった。蓋を開けるとボロボロの日本人形。髪の毛は禿げてるし、着物もかなり日に焼けてる。顔と手が特にぼろぼろで触ったら崩れそうだった。友達に見せたら面白そうだと思ってインスタントカメラで何枚か撮影した。その晩から枕元にふわふわとその人形が浮くようになった。首だけ下に傾けて、じっと寝ている私を覗き込んでる。見られてる間私は金縛りで動けなくて怖かった。写真も現像に出したけど真っ黒で何も写ってなかった。三十七歳になる今も毎年七月になると枕元に立たれるから嫌だなーって思ってる。特に害がある訳じゃないんだけどね。
  • スレ主(UUj5bV)2022年6月20日
    返信先: @IYdd5Lさん 縁が深い……どうなんでしょう……生前の祖母に「この人形って何?」と訊ねたら「祖母の祖母のものらしいが詳しくは自分も知らない」と返されました。祖母も特に思い入れは無かったようですが、当時近所にあった占い屋(祖父母は結構裕福だったんですが、政治家や芸能人が頼りにしていると評判の占い師にのめり込んでいた)に捨てるなと強く言われてなんとなく屋根裏に置いていたようです。確かに害は無いんですけどご利益なんて全く無いし、守られてる感じもないですし、毎回エアコンのタイマーが切れてる半端な時間(4時ちょっと前くらい)に来るので暑い中起こされ金縛りにされてちょっと辛いのが本音ですね。様子を見に来るならお中元の一つでも持ってきてくれたらいいのになー。なんとなくですが、この人形とは生涯付き合う仲なんだろうなという確信があります。今は慣れたのであまり怖くありませんが子供の頃はそれなりに怖かったです。