スポーツ観戦

昔は好きだったけど……
ひたすらいい数字の順位を目指して闘争に明け暮れて相手を打ち負かさないといけないのか、勝ち負けや順位以外に価値を測る手段はないのかとふと疑問に感じるようになってしまった
なんというか、日常の時点で競争を強要されるような社会なのに娯楽の中でも競争しないといけないのかと疲れるようになっていた
そして打ち負かされてうなだれる相手の上で感じる喜びに虚しさを感じるようになった
いくら勝者側のチームの応援席にいたところで私は人生においてはむしろ敗者側なのにと矛盾が苦しくなるし、敗者側のチームの応援席にいたのなら私が応援席にいたせいでチームは負けたのだと呪ってしまう

どう転んでもつらくなったから最近はもう見に行くことはなくなった